例えば、クッキーを使って未読位置を保存してＮＥＷマークをつけるような掲示板で、 読んだのにＮＥＷマークが消えないといった問題があったようです。 ＩＥ６だけでなく、ウイルス対策としてマイクロソフトが推奨しているＳＰ２へのバージョンアップでも同様のレポートが報告されました。 とりあえずの現実問題としての解決方法として、 下記のようにすれば症状が改善されたというレポートをご紹介します。 この方法がこの問題に対して適切なものなのかどうかを保証しているものではありません。
- [ツール]-[インターネットオプション]-[プライバシー]-[設定]の画面を出す。
- レベルを「中」(既定値)から下へ下げる ... 「低」または「すべてのCookieを受け入れる」に設定する。
- [ＯＫ]を押してウィンドウを閉じる。
しかし、ＩＥ６を導入したデフォルトの状態で問題なくクッキーが使える場合ももちろんあります。 プライバシーポリシーについて設定されている場合に、 全て受け入れないと設定しない限り、クッキー処理が使えるというものです。 ですから、上記のご案内がすべての場合に当てはまるものではありません。 もしあなたが設置しているコンテンツでクッキーを受け入れてくれない症状が出た場合は、 プライバシーポリシーがＩＥ６のデフォルトのプライバシーポリシーに当てはまらない状態であるとして、 例えばそのように案内してはどうか、ということになります。
今後、ＩＥ６以外のブラウザやバージョンで、このプライバシーポリシー処理を認識するものがあれば、 同様のことが言えるようになります。ＩＥ６は一般的に最初に影響を及ぼしたものとして、 ここに紹介したものです。