画像一体型SSI式グラフィックカウンタ施工の手引き <施工条件> ・SSIが利用できること。 ・symlink()が利用できるサーバであること。   (「グラフィックカウンタ(ロック式)」の項を参照)   ロック機構とその動作テストについては「ロック機構式グラフィカル・アクセスカウンタ」の項を参照してください。   なお、ロック機構が使えないサーバでの利用時は、スクリプト内の説明をよく読んで、ロック機構を   削除して施工してください。 ・flyのインストールが可能なこと。  −画像合成インターフェース'fly'のコンパイル方法−   ダウンロード先   http://p4room.mda.or.jp/fly/ja/   インストールには2つの方法があります。    1.施工するサーバ用にすでにコンパイルされているバイナリを設置する       この方法であれば、ダウンロード先から取ってきたファイルをそのまま設置するサーバに      バイナリ転送してパーミッションを設定するだけでインストール終了です。それにはまず      あなたの利用サーバのOS名とそのバージョンを知らなければなりません。そのバージョン用の      バイナリがあるかどうか、ダウンロード先で探してください。無ければ2の方法になります。    2.施工するサーバ上でコンパイルする       この方法では、シェルが開放されているサーバでなければなりません。シェルが使えず、      1の方法でも無理な場合は諦めましょう。シェルが開放されていても、コンパイルに必要な      gccとarがサーバに用意されていなければなりません。       flyのCソースを展開した後、flyディレクトリ内のMakefileと、そのサブディレクトリの      gd1.2ディレクトリ内のMakefileを設定します。CCとARに、コンパイルするサーバに用意      されているgccとarのパスを指定します。いずれもプロバイダに聞くか、whichで探して      ください。なお、whichで発見できたものはパスが通っているので、パス指定する必要は      ないでしょう。        例:        CC=/opt/gnu/bin/gcc        AR=/usr/ccs/bin/ar       あとは make コマンドでコンパイル開始すれば、flyというバイナリが生成されます。     (flyの動作試験)       用意したflyが正常に機能するかどうかを確認します。確認用CGIが用意されています。      flyと同じ場所に設置して実行します。       flytest.cgi (755)       正常であればブラウザにスマイルマークが表示されます。             失敗(破れたアイコン)の場合は正常なflyではありません。 <設置上の注意> index.html(ホームページ)にカウンタを表示させる例 <別段理由がない場合はこの構成で施工すれば、初期設定を全くいじらずに済みます> | ( )内はパーミッション |-- index.html | |-- xxx/ (777) | | | |-- count.dat <累計カウント数> 0からなら'0' | |-- day.dat <日計カウント数> 0からなら'0' | |-- kinou.dat <昨日のカウント数> とりあえず'0' | |-- date.dat <今日の日付> *月15日なら'15' | |-- fly <画像合成インターフェース> (755) | |-- gdcount.pl (755) <実行スクリプト> | | | | 以下3ファイルは用意する必要はありません! | |-- fly.$$ <これは画像合成中間ファイルで、自動生成/削除される> | |-- count.lock <これはロックファイル(使用中の看板)で、自動生成/削除される> | |-- temp.gif <これは表示画像で、自動生成される> | |-- images/ | | 以下は画像合成に利用する数字画像! |-- 0.gif |-- 1.gif |-- 2.gif から 8.gif |-- 9.gif ・画像やfly以外はすべてアスキー転送してください。 ・特定のディレクトリ(cgi-binやcgi-local等)にしかCGIスクリプトを施工できない 特別のサーバの場合は、説明に従って慎重に位置設定をしてください。この位置設定の ミスで動作不良になる事例が殆どです。 ・注意!初期設定のパス設定はSSI記述するindex.htmlから見た位置関係を指定します.  (シェルテストを行う場合は、gdcount.plから見た位置関係に設定し直さなければなりません.) ・各作業ファイルには任意の数字を入れて転送してください。 <利用の方法> ・index.html内に、カウンタを表示する場所に あなたは番目の訪問者です. 本日はカウントです. 昨日はカウントありました. を記述します。