イントロダクション
例えば、あるシンボル(画像1)をWINDOWSに付いてくるペイントブラシで作成してみます。
キャンバスの色(背景色)は白になっていますね。そこに各種描画ツールを使ってシンボル(画像1)を
描きました。それを切り取って他のアプリケーションでGIFに変換します。それをHTMLに
張り付けると<画像1>のように白いキャンバスごと張り付いてしまいます。この白いキャンバスの
部分を透明にすれば、そのシンボルだけを張り付ける事ができます(画像2)。
透明化ツール(for WINDOWS)
透過GIFを作るエディタやプログラムはいろいろあります。ここではLviewProを使って
作業します。このソフトは非常に強力でBMPからGIFの変換もできます。
LviewPro(1.B)を使ってください。
しかしこのバージョンはもうないかもしれません。
(新バージョン)その他の方法について
はKDDサイトにあるGIFの透明化を参照してください。マックについての解説もあります。
LviewProはWINDOWSで動くグラッフィックエディタ/ビューワです。
LviewPRO v1.Bまでは個人使用に限って無償利用できるそうですが、それを超えるバージョンは
シェアウエア登録が必要です。
(田辺さんから情報をいただきました)
例:白を透明にする
- <画像1>をOPENします。
- <Options>メニューから<Background_color>を選択します。
- その画像に使われているパレットがずらっと表示されますので、透明にしたい色(ここでは白)をクリックします。
- 白に見えるパレットが幾つかありますが、完全な白(RGB数値表示では255,255,255)を探す為に、
下にあるCurrent_selection_info:にRGB数値表示されますので、参考にします。
- キャンバスの白の様に完全に白(255,255,255)と分かっている場合は次の作業に移ってください。
画像の中の透明化したい色とパレットの色が合っているかわからない時があります。
この場合は、Current_selection_info:のMask_selection_usingをチェックすると、
パレットで指定した色(透明にする色)以外を、黒または白(指定する)で塗ってしまうので、確認できます。
白を指定した場合、黒塗りを指定してMask_selection_usingをチェックします。
黒くなったところが透明にならない部分で、白いところが透明になる部分です。
- ファイルをSAVEします。これで透明化されたGIFができあがります。
<画像3>は赤(RGB:255,0,0)を透明化した例です。赤のところだけ背景が透けて見えるでしょ。
画像1
画像2
画像3
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