特徴
- いくつかの条件がありますが、CSV形式のファイルをブラウザ上で手軽に編集できるツールです。
利用上の注意をよく理解してからご利用ください。
- カンマ区切りのデータ foo,bar,... のみ処理可能です。"foo","bar",... 形式は編集できません。
- データとして <>", を扱っているファイルの編集はできません。特定のプログラムのデータにこだわらず扱えるように、
ブラウザでの作業による影響が出る文字の使用を制限しています。
- 編集するファイルは、他からのアクセスができないようにしてから作業してください。
汎用のデータが扱えるようにしているので、データの中身を認識しません。
その為に、データの位置を行番号で特定するので、編集途中でそのファイルが書き換わってしまうと、
順番が狂い、異なった行の編集をしてしまうことになるので、十分注意が必要です。
たとえば、簡易データベースで使っているデータファイルの場合であれば、
登録するためのCGIプログラムである regist.cgi のパーミッションを一時 644 に変更して、
実行できないようにしておくなどの措置が必要です。
- サーバ上のデータはこまめにローカルバックアップをしてください。
サーバ上でデータが書きかえられるので、ローカル上(パソコン上)にデータが残りません。
万が一のときのために、データのバックアップは大切です。
- 自動バックアップファイルは書き換え毎に追加記録されるので、
サイズに注意してください。自動バックアップ機能を使わない場合は、
バックアップファイルのパーミッションを644にするなど、
書き込みができないようにしておけば、バックアップはされません。
- このツール csvedit.cgi はパスワード保護されていません。
誰でも実行できてしまいますので、パスワードによるアクセス制限内に設置して、
あなたしか扱えないようにしておくか、実行するときだけ755にして、
それ以外は644にしておくなどの注意が必要です。
また、csvedit.cgiのファイル名は何でもいいので、任意の名前をつけて、見つからないようにすることも重要です。
- SJIS仕様(SJIS変換している)になっていますので、EUCのデータを扱う場合はプログラムの修正が必要です。
サンプルとダウンロード
※1 誤解の無いように書いておきますが、
簡易データベースの配布時の項目にしてありますので、
データの最初は未定義(予約)項目になっています。
簡易データベースのデータ(例)を見るとわかるように、
左端に,があります。この項目は使われていません。
これは簡易データベースで特別にそういうデータ仕様になっているからであり、
扱うデータがすべて第一項目を未定義で空欄にするのではありません。
備考
- 念を押すために書いておきますが、
バグの可能性やサーバ上のトラブルなど、データは破損する可能性は何事においてもあります。
データの編集というのは、データをパソコン上に取り出して行うのが一番であることに変わりはありません。
利用規定にも動作保障の件(トラブルについて責任を負わない)について書いてありますが、
この辺を十分ご理解の上、ご利用ください。
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