■ 簡易BBS(MiniBBS)取り扱い説明書 for MiniBBS/v8.**t [特徴] ・投稿された記事はすぐ公開されず、別なファイルに保存され、管理者の意志で公開されます。 ・投稿内容のチェックができるため、画像投稿も可能になっています。   投稿記事があれば、最下部の[マスターキー変更]ボタンの隣に「受付記事あり」ボタンが   表示されます。空欄にマスターキーを入力してからボタンを押せば、公開待ちデータが表示   されますので、公開するデータのチェックを確認して[実行]ボタンを押します。チェックしない   データは削除されますのでご注意ください。   投稿された記事は、minibbs_sus.cgiに記録されます。このファイルに記録されたデータは   受け付け記事として一覧され、管理者が公開実行したファイルが minibbs_dat.cgi に移動   されて、掲示板上で閲覧できるようになります。 ・記事の削除はマスターキーによってのみ可能です。要するに、ファイル操作は管理者の意志で  行うヴァージョンです。 [施工方法]  CGIの実行できる場所に必要な3つのファイルを設置します. ここではcgi-binというディレクトリに設置すると仮定して解説します. なお、一般的な施工方法を前提にしていますので、cgiwrapやその他 プロバイダから指定されている方法があればそれに従ってください. # 基本構成(初期設定はこの構成を前提に解説します) # # /public_html/(ホームページディレクトリ) # | # |-- /cgi-bin/ # | # |-- jcode.pl (644) # |-- cgi-lib217.pl (644) # |-- minibbs.cgi (755) # |-- minibbs_dat.cgi (666) # |-- minibbs_sus.cgi (666) # |-- /images/ (777) (minibbs.cgi)  まず、あなたのサーバのperlのパスを調べます。これはプロバイダから 指定されたものを利用します. もし #!/usr/local/bin/perl だったら ダウンロードした minibbs.cgi のままご利用ください。違う場合は、 minibbs.cgi の1行目を指定されたものに変更します. 次に、設置する場所を URLで表現します. $reload = ''; 内に、そのURLを設定します. さらに、 終了ボタンを押して簡易BBSから抜けた場合に表示されるページのURLを $modoru = ''; 内に設定します. 編集したエディタにOS別モードがあれば UNIXに設定して保存します. もしあなたのパソコンがWindowsならば、 標準添付のメモ帳(notepad.exe)を使って、何も気にせずに編集可能です. (minibbs_dat.cgi)  メモ帳(notepad.exe)などのエディタまたはエクスプローラなどで、ファイルの 新規作成をします. その際にファイルの名前を minibbs_dat.cgi にします. これだ けで、中身には何も書きません. サイズが0bytesになっていることを確認します. (minibbs_sus.cgi)  minibbs_dat.cgi と同様の方法で用意します。 (jocde.pl) (cgi-lib217.pl)  これはダウンロードしたものをそのまま設置しますので、中身を編集しな いでください.  以上が必要最低限の設定です. ここまで来たら実際にサーバへ転送します.  転送する際はかならずアスキーモード(テキスト形式)で行います. これを間違う と動作しませんのでご注意ください.  サーバ上に4つのファイルが転送されたらパーミッション(モード)を変更します. それぞれのファイルを指定されたパーミッションに設定します. 設定がFTPで 可能なサーバもあれば、シェルに入ってUNIXコマンド(chmod)によって設定 しなければならないところもあります. わからない方はプロバイダのサポートを 受けてください.  これで動作に最低必要な作業は終了です. WWWで起動してみてください. パスワード設定画面になればOKです. 任意のパスワードを設定すれば、入力画面 になります.   このスクリプトはフリーウエアですが、利用規定に従って正しくご利用ください. [MIMEタイプについての基礎知識] 例えば、Lhaアーカイブファイル(.lzh)をアップロードする場合 ブラウザのヘルパーアプリケーションの設定で、 MIMEタイプ application MIMEサブタイプ x-lzh 拡張子 lzh を設定しておかないと、MIMEタイプを付加して送信してくれないので、 アップロードできません。また、リンクをクリックする場合に、 サーバ側にも .htaccess で、 AddType application/x-lzh .lzh のように設定しておかないと、画面にバイナリデータが表示されたりします。 サーバ側で既に設定されている場合もあります。その場合は、ファイルを 開くか保存するかなどのダイヤログが表示されます。